大阪梅田茶屋町

【髪と頭皮を傷ませないサロン】

NYNY梅田茶屋町店

円形脱毛の原因と予防

こんにちは!スタイリストの坪井です!!

今回のブログのテーマは円形脱毛症の原因と予防についてです。

円形脱毛症はコイン型に毛が抜け落ちてしまう病気です。数ヶ月程度で自然に毛が生えてくることも多いですが、重症の場合には広い範囲で円形脱毛が正じ、頭部全体の毛が抜け落ちてしまうこともあります。

子供から大人まで、様々な年齢で発症する非常に危険な病気です!!
原因として未だ判明しておらず、最も有力な説としてあるのが「自己免疫疾患」だと言われています!

「自己免疫疾患」とは外部からの異物を攻撃してくれる免疫系機能の異常が生じ、自分の体の一部を異物だと判断し攻撃してしまう病気のことです。

このことが原因で毛を作る毛根を異物と判断して攻撃してしまうことで健康な髪の毛が抜け落ちてしまうのです。

「自己免疫疾患」を発症しやすくなる要因として

・遺伝的要因

・疲労、精神的ストレス

・感染症

が挙げられます。

遺伝的要因は一卵性双生児の場合、同じような円形脱毛症が発生することが多く、親子だと10%くらいの確率で遺伝すると言われています。

また感染症としては「アトピー性皮膚炎」、性感染症の1つ「梅毒」などが自己免疫疾患による脱毛に関係していると言われています!

症状としてはコイン状に毛が抜け落ちていくのが一般的です。

脱毛する箇所が一箇所で軽症の場合70〜80%は自然に生えてきます!

髪の毛の25%以上脱毛している場合は重症と判断され、自然治癒では治らず、治療したとしても治りにくい場合があるそうです。

治療としては軽症の場合は頭部用のステロイド(体の免疫を抑えるホルモン)の外服薬、抗アレルギー薬の内服薬が処方されます!
また液体窒素を使った冷却療法で「自己免疫疾患」を抑え直すとのことです。
 
コレらの方法で治りにくい場合や、約6ヶ月以上経過している場合は、頭皮にかぶれを起こし発毛を促す局所免疫療法やステロイド剤の局所注射を行います!

重症の場合は入院しステロイド剤を3日間にあたり大量に点滴するステロイドパルス療法が行われます。それでも治らない場合は紫外線療法で免疫系機能を止める方法を行います!

重要なことは脱毛症を発症してから長い間放置しておくと、その後治療を始めても効果が得られずらいということです。
もし脱毛症を発症した場合はすぐに病院で診断してもらいましょう!!!

予防としては
・適度な運動や趣味を見つけることで、ストレスを溜め込まない。ストレスを発散する。

・頭皮マッサージをする!リラックス効果があるだけでなく頭皮の血行促進にもなる。

など、ストレスを溜めない!頭皮の血行をいい状態に保つ!ことが大切です★

はい!ということで今回は円形脱毛の原因と予防についてブログを書かせていただきました!

円形脱毛症はいつ発症するかわからない病気なのでしっかりと予防していきましょう!!